2014年03月07日
東ドイツ 空挺部隊ベスト Mdiスタンプ
このブログ内で基本の装備は潤ってきた感じがありますのですこし横道にそれましょう。
最初はタイトルを特殊部隊ベストにしようかと思ったのですが一般的な名前としました。
東独空挺と言われる部隊はほぼ第40航空突撃連隊(LStR40)ヴィリーゼンガーのことです。
実はこの部隊は空挺ではなく空挺降下も行うコマンド部隊といったほうが正確なのではないかと・・・
その辺はウィキベディア先生にお願いしましょう。
画像左)ベスト前面は着用者右にマガジンポーチ、左にガスマスクポーチ兼雑嚢?、胸ポケットが左右につきます。
画像右)背面はガスマスクバッグとほぼ同じ機能を持つ大きなポーチに空挺用ポンチョやEP68を収納できる3連のポーチが並んでついています。
画像左)ベストの留めはボタン等ではなくこのようなフックでパチンと留めます。かなり手軽でいいです。
画像右)このベストで色が浮いているマガジンポーチ、コレは一般向けののポーチを転用して付けただけだろ!
といっては秘密警察にマークされますよ?
空挺のような特殊部隊向けという事でポーチのフタに切り込みが入り左右2本ずつ別々にアクセスすることが可能となりました。
このくらいの加工なら一般もそうすればよかったのではry
画像上段左)ガスマスクバックにはおなじみの吸気穴とこのベストの拘りというか何と言うか、吸収缶が底部に密着して吸入を阻害しないようウレタンの丸棒が入っていて缶の底上げをして吸入を容易にする役割を担っています。
画像上段右)MO-4Uキャニスター+ホースGP-5ガスマスクを入れてみたのですがフタの留めがボタンなので「ブチン!」と逝ってしまいそうで怖いです・・・。
画像下段)コレが正しいかは解りませんが先ほどマスク兼雑嚢と紹介したポーチに入れたほうが幾分か気持ちが楽になりますが今度はホース引っ掛けるという懸念要素が出てきますが・・・。
画像上段左)スタンプはMdIの2/H(4~6月1984年製)で内務省の組織でこのベストを使用しているのは機動警察(人民警察機動隊)だけだと思われますので警察向けのベストです。
画像上段右)ネームタグとホルスター。ネームタグは無地の新品でした。
画像下段)このホルスター、PPKやVz61も収納できる優れものです!(Vz61は無理やり感が少し・・・w)火力がとても高い・・・!まさに80年代のタクティコウスタイルじゃよ・・・。←
画像左右)背面に存在するフックと大きなポケットは防毒シート収納と防護服のリングを引っ掛けるフックであると海外サイトで目にしました。
では以下装備例を
ベストとミスマッチですが85年以降、MPiの74系が配備された時代を想定して、銃剣、ガスマスクにライフル。
銃剣の位置は画像の位置だったり、マスクポーチとガスマスクバックの間に吊るしていたり着けてすら無かったりとまちまちです。
空挺ベストでこの装備例があるか確認できていないのですがポーチ増設もやっていたようです。
(海外派遣勢がそれをしていたらしく国内と思われる場面では自分はただ1例のみ確認しています。
以下海外エアソフターの装備例も混じります
マガジンポーチの横に水筒を設ける例
コレは海外サイトでこんな風につけることもあったみたいだよ!と書かれていました。
海外エアソフターで多いのがUTVホルスターをマガジンポーチ後ろに着けていることが多いです。
ですがUTVではなく専用のレインドロップカラーのホルスターがあったとか・・・
水筒とホルスターを両方設ける例
画像が多くなってしまいましたね・・・メジャーではない東独装備でさらにメジャーではない空挺系装備。
このベストがあれば空挺に警察特殊部隊にと使いどころが地味にあるのがうれしいアイテムです。
Posted by kabuzako at 21:09│Comments(0)
│装備品等
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